アクティブ・ブレイン式 記憶できる読書術

著者 :
  • 実務教育出版
3.31
  • (5)
  • (34)
  • (34)
  • (11)
  • (3)
本棚登録 : 322
感想 : 38
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784788907928

作品紹介・あらすじ

本を効率よく読め、本の内容が覚えられ、本の内容を人に伝えられるようになる。記憶に残す読書術・アウトプット速読法。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 20150918
    記憶できる読書術△
    矢沢大輔
    本の内容をアウトプットするのが目的の本
    本に書かれているスキルをインプットし、実践としてアウトプットしたい私にはあまり刺さらなかった。
    リーディングメモよりマインドマップ派。


    【記憶する】
    ①文字を文字のままではなく、イメージで頭に入れる
    ②人に話すことを前提に読む
    ③文章の構造を意識しながら、話の要点をつかむ
    ④全体像を捉えた上で読む
    ⑤本の内容を人に話す

    【憶える】
    ●単語
    2つの言葉で1コマの画像をつくり、チェーンのようにつなげていく
    →イメージ連結法

    写真を撮るように。

    意外性を加え、日常ではまず起こらない愉快で突飛なイメージを作り出す。

    1つずつ完結するから脳への負担が軽く、楽に憶えられる。

    ●抽象的な言葉のイメージ化
    内容を象徴する具体的なもの
    物流→クロネコヤマトのマーク
    音が類似する具体的なもの
    抽象的→チューしよう

    ●人名等のイメージ化
    名前を適当なところで区切って、それぞれをイメージに置き換える

    覚えておきたい重要事項は、キーワードを選びイメージ化して、イメージ連結法でつなぐ

    【読む】
    ●チャンク化
    本に出てくる情報をabcdefgと独立して捉えず、abcd=A、efg =Bとしてチャンク化して、意味を捉えながら読む

    ●本の内容を頭に残すため、できるだけ5つ以内にする(7±2の法則)

    ●本文を読んでいる時、今自分が読んでいるものの1階層上にあるメッセージ(見出し)は何かを意識する

    ●サマリー・リーディング
    後ろから前に向かってパラパラと小見出しを見てチェック
    文章を読まないように

    ●架空の読者に内容を教えるつもりで読む

    【アウトプット】
    ●簡潔にいうとこんな本です
    ●詳しい内容はこうです
    ●読んでみてこんな気付きや学びがありました

    ●この本を読むと何がわかるようになるの?
    何に役立つ本なの?
    読むメリットを10秒で話すなら?

    【生産性】
    生産性を高めるには、分母のインプット量ではなく、分子のアウトプット量を増やす




    ●記憶-海馬→記憶の入口の門番。情報の要不要を判断する。必要と判断されたものは記憶の保管場所の大脳皮質へ送られる。何度も繰り返し入る情報は大脳皮質へ。喜怒哀楽を伴う情報も。
    ∟扁桃体→海馬の隣。喜怒哀楽などの感情を発生させる。

  • 記憶できる読書法として、本のワードを画像としてイメージ化する「イメージ連結法」、要点を掴む「サマリーリーディング」「ピンポイントリーディング」について記載されていました。個人的には、後者の要点を掴む方法として、本の題名や目次、前書き、後書き、著者略歴を軽んじず、著者の主張したいポイントを把握した上で本文を読もうという気持ちになりました。

  • 期待した書籍ではなかった。本を構造的に捉えて前と後ろを読んで、小見出しを読んで、、と記載あるが当然色々なパターンの本があり、特定の一部の本のしか当てはまらないと思った

  • 早く読めればいいってもんじゃない、どうやったら内容を覚えられるのかという本。
    記憶するには対象となる言葉をイメージ化したものを連結し、アウトプットすることを前提に読み進めることが大事。なるほど。

    ・紙に書き出すアウトプットと声に出すアウトプット
    ・原稿を書くときまは、必ずリード「これはこういうニュースですよ」という短い文章から始める。
    ・リード、内容(3つのチャンク)、コメント にまとめる

    後ろから読むサマリーリーディングは、苦手な感じだけど、一冊じっくり理解しながらゆっくり読んだら何書いてあったか全く覚えてないというよくある事故が防げそう。ポイントを掴む、記憶するには、アウトプットを意識する、が大事。
    ゴロゴロしつつも2時間で読めた。
    2021.05

  • 本の読み方の本。
    導入は体験談、そこから読み方に入る。まぁセオリー
    そこからイメージ連結法、チェイン、リーディングだとかの具体的な方法。
    巻末は速読も入ってるかな。
    この著者が何を最終的に言いたいかというと、以前読んだ本の内容を他人に
    いかに簡潔にうまくアウトプットできるようになるか。だと思う。
    読書が本当に好きという思いが、最期に伝わってくるいい本だと思います。

  • 目次等から読んで、内容理解してから読むとか、人に話すことを前提に読むなど、これまでも読んだような内容かと思ったが、具体的に作業内容が書いてあってよかった。ただ、結構まとめるのが邪魔くさそうなのと、概要記憶しかできなさそうなのが残念。

  • ①イメージ記憶→駄洒落。映像化。マンガ。連想。突飛かつ個別性。②リーディングマップ→リード/内容三つ/コメント。③アウトプット→リーディングマップ検証。iPhoneでリーディングマップを撮影し保存。④ストップウォッチ式読書。

  • 人に話すことを前提に読む。
    インプットしているからアウトプットするのではなく、アウトプットするからインプットできる。

    アウトプットの形を決める。
    紙に書く。3分で本の説明をする。

    署名、リード(一言で言うと)、内容3つ、コメント。
    3つで収まらなければ、コメントに回す。

  • インプットはアウトプットがあって成立している。
    仮インプット→アウトプット→インプットといった流れ。
    仮インプットで終わらせると、記憶に残らない。
    もっとアウトプットを重視していかいないとと考えれさせられる。

  • 2016 3 20
    8冊

全38件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

心と脳の仕組み研究所 所長。人と組織にブレークスルーを起こす「加速学習コーチ」。1963年大阪府生まれ。コピーライター時代(日本デザインセンター勤務)に、伊勢丹、三菱商事、TBSなどの広告を手がけ、国内外の広告賞を受賞。自己の強みを生かして夢を実現した経営者、クリエイターを取材するなかで、卓越した成果を生む「脳の使い方」があることを知り、NLPとコーチングを学び、研修・セミナー講師となる。これまで「記憶」「読書」セミナーでの受講者は延べ1000人(企業研修を除く)

「2015年 『稼げる記憶術』 で使われていた紹介文から引用しています。」

矢沢大輔の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
高野 和明
スペンサー ジョ...
マルコム・グラッ...
デールカーネギ...
トルステン・ハー...
勝間 和代
有効な右矢印 無効な右矢印
  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×