2021/07/05読了
任天堂でWiiの上市に携わった作者が、コンセプトワークについて解説。
コンセプトとは何か?なぜ必要なのか?から始まり、Wii企画の際に行ったであろうワークショップの内容まで細かく描写。
商品を世の中に届ける工程を、ドラクエの勇者の冒険になぞらえるなど、ちょいちょいゲームの例えが入ってくるのも遊びゴコロがあって面白い。
いち担当者の葛藤とか、考え抜いた末にヒット商品を生み出した達成感、誇りが感じられる。
実務に役立つ知見が得られるというよりは、こういうワクワク感や熱意を持って、周りを巻き込んでいくことが、マーケターに求められる能力なんだな、と思いながら読み進めた一冊。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2021年7月18日
- 読了日 : 2021年7月18日
- 本棚登録日 : 2021年7月18日
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