三つ首塔 (角川文庫)

著者 :
  • 角川書店(角川グループパブリッシング) (1972年8月22日発売)
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本棚登録 : 1076
感想 : 78
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金田一が全く出てこないので推理パートがなくて物足りない。ただ、音禰の逃避行を描いた話としては面白い。行く先々で人が死に、また私が犯人!?みたいな。
時代だなぁと思う描写は色々あるけど、最初があれでよくそこまで惚れ込んだな。と思ったら、最初はレイプだったのに好きになっちゃう…みたいな話は現代でもTLコミックやらweb小説やらでごまんとありますね。昔から「そんなことあるわけないだろ」と言われながら人気あったんだな。
鷺の湯での激昂ぶりから伯父様だろうとは思ったが、このシリーズに出る人はどうしてこう破滅的な愛に嵌るんだろうか。笑

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: ミステリー
感想投稿日 : 2020年10月15日
読了日 : 2020年10月15日
本棚登録日 : 2020年10月15日

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