白と黒 (角川文庫)

著者 :
  • 角川書店(角川グループパブリッシング) (1974年5月21日発売)
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本棚登録 : 755
感想 : 51
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金田一にしてはあんまりおどろおどろしくない。ど田舎の村じゃなくて団地ってところも現代的。でも陰湿さにおいては同じで、その上現代にも通じるところが尚更嫌な感じ。
怪文書と殺人の犯人は別で、死体の処理も別で、けれども殺人の契機になったのは怪文書…という入り組んだ構造。そこさえ解けてしまえば割とあっさり。
S•Y先生が出てたり金田一が怪文書作ったりとお茶目な要素が随所に。
ジョーの活躍はかっこいいけど、志村刑事、張り込んでたなら寝るなよ。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: ミステリー
感想投稿日 : 2021年5月30日
読了日 : 2021年5月30日
本棚登録日 : 2021年5月30日

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