名探偵傑作短篇集 火村英生篇 (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社 (2017年8月9日発売)
3.79
  • (21)
  • (47)
  • (32)
  • (4)
  • (1)
本棚登録 : 552
感想 : 30
3

何故かずっと読まず嫌いだったので入門編として。
最終的に逃れようのない証拠を突きつけて犯人を指摘というパターンはたくさん読んでいたので、「証拠はこれから」のパターンは初めて。でも論理的で逃げ道がないので、火村の推理は読んでて気持ちいい。それこそ「証拠はあるのか」ぐらいしか言い返せないのも爽快。
「ミステリーだけでなく会話を楽しめるシリーズ」というレビューを見て嫌な予感がした(同じようなレビューがあったS&MやVシリーズは会話がくどくて挫折したため)けど、本筋の事件を邪魔することもなく楽しめたのでシリーズをちゃんと追ってみたい。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: ミステリー
感想投稿日 : 2020年11月18日
読了日 : 2020年11月18日
本棚登録日 : 2020年11月18日

みんなの感想をみる

コメント 0件

ツイートする