アンディ・ウィアー初読。そしてkindleデビュー。
映画「オデッセイ」の原作の人なんだなぁという認識しかなかったけど、久しぶりに没入感の高い海外SFを読んだ。
事前情報なしで読んだけど大成功!
なるべくならあらすじも調べずに読んだ方が吉。
ちょっと科学的な話が難しいけど、普段SFを読まない人にも自信を持ってオススメできる作品。
前半は記憶喪失の主人公がなぜ宇宙空間にいるのか、どこに向かっているのか、科学的なアプローチから推理していく。毎章終わりに意外なことが判明し、主人公が陥っている状況の経緯もカットバックで徐々に判明していくため、特にミステリ要素が強い。
前半途中から、まさかの展開。そうか、これはそういう話なのかと納得。うってかわってサイエンス要素、アドベンチャー要素が強くなってくる。
最後の最後に見捨てることができず、ある結論を下す主人公。余韻も良く。良いエンディングだったと思う。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
海外SF
- 感想投稿日 : 2023年7月22日
- 読了日 : 2023年7月22日
- 本棚登録日 : 2023年7月22日
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コメント 1件
家計法廷さんのコメント
2023/07/22