国盗り物語(四) (新潮文庫)

著者 :
  • 新潮社 (1971年12月22日発売)
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本棚登録 : 2844
感想 : 199
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完結編を読み終えた今、信長の野望が成り立っていく展開と同時に、光秀もそれ相当の野心を持ち合わせていたことが認識できた。なぜ主君の信長を討つに至ったのか、諸説あるけどこの作品がやっぱりしっくりくるような気がする。
歴史小説家の今村翔吾氏がオススメするだけあって、抜群の読み応えでしたね。

あらすじ
すざましい進撃を続けた織田信長は上洛を遂げ、将軍に足利義昭を擁立して、天下布武の理想を実行に移し始めた。しかし信長とその重臣明智光秀との間には超えられない深い溝が生じていた。外向する激情と内向し鬱結する繊細な感受性。。信長と光秀、共に斎藤道三の愛顧を受け、互いの資質を重んじつつも相容れぬ二つの強烈な個性を現代的な感覚で描き、本能寺の変の真因を捉えた完結編。※カバーから抜粋

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2023年12月20日
読了日 : 2023年12月19日
本棚登録日 : 2023年11月8日

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