ほんまによかったの一言です!
戦争映画は、大概若干なりとも、映画を撮った側の国を正当化させよう、良い様に見せようとする構成が多いと思われるのに。
この作品は、全然そうではなかった。
捕虜になった日本兵を、見張るのがめんどくさいという理由からで撃ち殺してしまうアメリカ兵を描いているシーンなんかはほんまにびっくり。
何も知らずにこの映画を観たら、まさかアメリカ映画だとは誰も気がつかないでしょう。
それくらいにも日本の戦争観や当時の世情をちゃんと表していたと思います。
「ここは日本か?」
と、海に沈む太陽を見ている渡辺謙の言葉には胸にくるものがありました。
ほんまにこれは凄くいい!!文句なしの星5です!
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
洋画
- 感想投稿日 : 2010年4月1日
- 読了日 : 2007年12月31日
- 本棚登録日 : 2007年12月31日
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