前作ほどの衝撃は感じられなかったが面白かった。
ただ今作は数学的な話が多過ぎてその辺は流し読みしながらも、トリック云々の話になればやはり惹き込まれる。
主人公の十和田が殺人犯として刑務所に入るところから始まるので、十和田の出番が少ないのだけが少し物足りなくは感じた。
やはり森博嗣さんのS&Mシリーズを思い出すこの堂シリーズだが、あの真賀田四季のような天才を思わせる存在がこのシリーズにも潜んでいるのかもしれない...と、思わずにはいられない終わり方であった。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2019年3月1日
- 読了日 : 2019年3月1日
- 本棚登録日 : 2019年3月1日
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