光の王子(プリンス)と炎の騎士(ナイト)―聖鐘の乙女 (一迅社文庫アイリス)

著者 :
  • 一迅社 (2008年8月20日発売)
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本棚登録 : 125
感想 : 12
3

ほかの方のレビューがよかったので、積みが一向に解消してもいないのに大人買いしたシリーズです。

主人公アティーシャは死に別れた父の遺品の楽譜を手に入れるべく、父の母校に入学する。とはいうものの、入学先は、男子のみが入学できる音楽学校!
しかし、天性の耳の良さを生かして何とかもぐりこむことに成功。しかし、男子ばかりという環境上女の子のような華奢な(実際女の子なので当然ですが…)アティーシャはその身を狙われることになる。
そこを助けてくれたサリアン(王子様)・サリアンのお付きのネイトさん(陰険メガネ/心配性で結構過保護)・同じく隠された楽譜を狙う美形でスキンシップ過多のジェッツ先輩(ちょい意地悪神出鬼没)などと、さまざまな事件を解決していく、というストーリー。

男子公に男装で潜入というあたり、花ざかりの君たちへを彷彿とさせます。
なんで女子だって気付かれないのかは突っ込んではいけないということになっているのでしょう。
今はサリアン様があこがれの君ですが、多分ネイトさん押しのストーリー展開になっていくのでしょう。私は個人的にはジェッツ先輩が好きだったりしますが。
今のところは楽譜には近づいておらず、細々としたイベントでサリアン・ネイト・ジェッツとの距離感を縮めていってる感じですね。

軽~く読めるので、お風呂で毎日一冊読んでいます。

明咲トウルさんのイラストが美しいです。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 一迅社文庫アイリス
感想投稿日 : 2010年3月8日
読了日 : 2010年3月8日
本棚登録日 : 2010年3月8日

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