きらめく星がいつか消えていくように、愛もいつかは終わるもの。誰かを愛しているとき、いつまでも一緒にいたいという望みと、もしかしたら、いや、遅かれ早かれ別れのときが来るのだという恐れがからまり合って胸をしめつける。生きて出会うことは、すべてがこの繰り返し。たとえ運命の嵐に翻弄され、悲しい結末を迎えたとしても、共に過ごした時間と交わした想いは何物にも代えがたい。
瞼を閉じて。ときとして、わたしはあなたを思い起こし、ときとして、わたしはあなたを忘れて眠る。わたしがこれから歩む薔薇色の道であなたの面影が踊るでしょう。
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英米
- 感想投稿日 : 2021年4月3日
- 読了日 : 2021年4月3日
- 本棚登録日 : 2021年4月3日
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