ありふれた私達の日常生活の中にも小説になりうるような感動的な物語が実は起こったりする。この本は、なにげないできごとが、実はハッとする感動的な物語なのだと気づかせてくれる。藤原新也は写真家であるだけでなく、日々の暮らしに隠れたキラリとしたシーンを、卓越した文章で表現し読み手の心を震わせる。14編の物語で成り立っている本書は、物語ごとに心に秋風が吹き抜けていくよな・・・。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2013年11月27日
- 読了日 : 2013年10月24日
- 本棚登録日 : 2013年10月24日
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