まよぱんシリーズ4冊目。
楽しくて、楽しみで、かなりのハイペースで読みふけっていた。
今回もやっぱり家族がテーマになっている。
ブランジェリークレバヤシに転がりこんできた希美の従姉妹。
その彼女と希美の過去、関係性などを折り込みながら、彼女たちが抱えてきた苦しみが表面化して……。
子供から見た親の愚かさ、家族であろうとしなければならない義務、躾とされる暴力。
子供もまた親になる必然。
そのときに思う親としての気持ち。
苦しさが分かるだけに辛く、重かった。
でもやっぱりヒロキが焼くパンに救われて。
クレさんの微笑みも無条件に優しくて。
希美の芯の強さにも憧れて。
近くにブランジェリークレバヤシがオープンすればいいのに、と思う。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2021年8月4日
- 読了日 : 2021年8月4日
- 本棚登録日 : 2021年7月26日
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