30代のちょっといけ好かないキャリアウーマンの描き方が上手だと思った。
最初の短編『さいはての彼女』、3番目の短編『冬空のクレーン』に出て来る主人公の部下には絶対なりたくないと思う位。
でも、その2人も旅先で自然や人に触れ、自分の傲慢さを自覚して、優しい気持ちを取り戻していく様子が良かった。
最後の短編は、最初の短編にも出て来るナギちゃんのお母さんの話で、切ないのだけど、希望が持てる最後になっていて良かった。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
和書
- 感想投稿日 : 2014年4月4日
- 読了日 : 2014年4月4日
- 本棚登録日 : 2014年4月3日
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