すべてがFになる (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社 (1998年12月11日発売)
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感想 : 3044
4

再読。

13年前にこのシリーズを読んでいるが、なんとなく、再読がしたくなり、一気に10冊を借りてきた。

13年の年月の中で、自分の知識、経験が積み重ねられていたおかげで、13年前にはピンとこなかった部分も、確実に理解ができるようになっていた。
真賀田四季さん、犀川先生、萌絵ちゃんの会話も、以前はピンとこない部分が含まれていたが、今回はすんなり理解ができた。
13年の年月のなせる技。

四季の殺害が判明するシーンは、怖くて怖くて仕方のないものだったが、今回は、あっさりと読めた。
しかし、前回よりもリアルに想像ができていたのは確か。
慣れだろうか。

残り9冊が楽しみだ。

「自分の人生を他人に干渉してもらいたい、それが、愛されたい、という言葉の意味ではありませんか?」真賀田四季

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 推理小説
感想投稿日 : 2018年9月16日
読了日 : 2018年10月6日
本棚登録日 : 2018年9月16日

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