おくりびと〔小学館文庫〕 (小学館文庫 も 3-4)

著者 :
  • 小学館 (2008年7月4日発売)
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本棚登録 : 970
感想 : 155
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映画を何度か観た。
だから、展開も覚えている。
そのせいで、読んでいて頭に浮かぶのは映画の俳優さんたち。
ストーリーに合わせて、脳内を動き回る俳優陣。
それは、それで良い再生方法だと思うのだが、映画を観ていなければ、違った形で想像できていたんだろうなーと思うと、少し残念に思うところもあったりするかな。

平田さんの「門」の件が胸に響く。

死は穢らわしいものではない。
忌み嫌われるものではないはず。
それでも、日本文化には、死は穢れだという文化が根強く残る。
それゆえ、それに関わる職業人たちへの差別はなくならない。
と、偉そうに書いている自分も忌み嫌っていないかと言われたら、NOとは、はっきり言えないのだが。。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
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感想投稿日 : 2023年2月24日
読了日 : 2023年2月24日
本棚登録日 : 2023年2月24日

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