剣客商売 一 剣客商売 (新潮文庫)

著者 :
  • 新潮社 (2002年9月20日発売)
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本棚登録 : 2364
感想 : 279
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「鬼平犯科帳」を一気読みして1年。

杏さんのエッセイで三冬の話を読み、このシリーズも読んでみよう!と手を出した。

初め、なんとなーく読み進めるのが遅い感じがあり、設定にのめり込めず。
鬼平犯科帳の平蔵さんは、ドラマで観ていたので、頭の中で作品通りに自由自在に動いてくれるが、今回の小兵衛は、うまく想像ができず、頭の中で動いてくれない。
動き出してくれたのは、「剣の誓約」から。
そこから一気に読みすめたら、とまらない。

小兵衛さんと、息子の大治郎は、剣の技術は同等くらいと見えるのに、女性に関しては真反対。
「雨の鈴鹿川」では、辛かっただろうなー(笑)

女武芸者
剣の誓約
芸者変転
井関道場・四天王
雨の鈴鹿川
まゆ墨の金ちゃん
御老中毒殺

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 小説
感想投稿日 : 2020年8月29日
読了日 : 2020年8月29日
本棚登録日 : 2020年8月15日

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