横山秀夫さんの作品は、初読みではないだろうか?読んだ記憶がない。
テレビドラマや映画で、その作品に接することはあっても、本で読んだことはなかったと思う。
この作品は、婦警が主役なのだが、警察組織の描写がうまいのは、想定内だったが、女性の心理描写がうまいのには、驚いた。
もちろん、男性の心理描写もうまいが、読んでいて、女性の自分が苦い顔をしてしまいそうになる女性対女性の場面が多い。
婦警の成長を描いてもいるので、そんな場面も多々あるのだろう。
他の作品も読んでみたくなったとともに、いくつもの課題をクリアし、一回り大きくなった主人公のその後も見てみたい。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
推理小説
- 感想投稿日 : 2017年2月9日
- 読了日 : 2017年2月9日
- 本棚登録日 : 2017年2月9日
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