美しい日本語の風景

著者 :
  • 淡交社 (2008年2月29日発売)
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感想 : 9
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日本に古から伝わる言葉たち。
その言葉を表す風景写真。
とてもきれいな文字風景。

時折、古すぎて、「はて?」となる解説もあったけれど、それも含めて、古なのかもしれない。。

一番びっくりしたのは、「はなだ」。
これが、青色のことだとは。。。
「はなだ」と聞いて、色を想像できる現代の人がどれだけいるだろう?

第一章 空と大地のことば
あけぼの、かぎろひ、あぶりでり、はなぐもり、ほてり、こはるびより、ののさま、たそがれ、ありあけ、かみなり、いなづま、はるさめ、ゆうだち、にわたずみ、のわき、しぐれ、こがらし、ゆきもよい、かざはな、なごり、みおつくし、こもりく、たたなづく、うぶすか

第二章 四季のことば
わかみず、いかのぼり、したもえ、つらつらつばき、はる、おみずとり、ひこばえ、ささなき、ふじなみ、なつ、やな、とこなつ、ひさご、でてむし、あめんぼう、ひぐらし、あき、あきつ、きぬかつぎ、はなすすき、ひからくよう、ふゆ、うすらひ、きつねび、いさりび

第三章 人の心のことば
あらたま、たまのお、おもかげ、うつせみ、いにしえ、かおり、たつ、うばたま、おさがり、かつら、かざし、はなだ、ひひな、うたかた、くさまくら、つらがまえ、どろぼうまわり、のんき、あそぶ、かろとうせん、わびる、あやまる、ことわる、さびる、ててうちははうち、おんばひがさ

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 古文
感想投稿日 : 2020年9月16日
読了日 : 2020年9月16日
本棚登録日 : 2020年8月23日

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