悪の教典 下 (文春文庫 き 35-2)

著者 :
  • 文藝春秋 (2012年8月3日発売)
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無理だ、これは…。ハラハラドキドキというより恐怖感しかない。まだ希望を持って読んでいた上巻と違って、下巻はほとんど大量殺人の様子が描かれていくだけ。この作品を読んで思う事のある方もいると思うが、私にはスプラッター映画を文章で読んでいるような感想しか残らなかった。それでも最後まで読み通したのは、面白いというより、途中でやめると余計記憶に残ってしまう気がして悪夢から早く目覚めたいために読み終わらせたという感じ。あらすじも何も知らずに読み始めてしまったけど、ひたすら暴力に終止する話が苦手な人は、読んでもあまり得られるものはないかもしれない。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2020年8月19日
読了日 : 2020年8月19日
本棚登録日 : 2020年8月19日

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