メディエータ 3

  • 理論社 (2006年2月1日発売)
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感想 : 32
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主人公スーズは幽霊のジェシーと相思相愛になって絶好調と思いきや、宿敵ポールからの横やりばかり。シフターであることをいかして、ジェシーを死ななかったことにしようとするポールに、スーズは怒り狂う。しかしドミニク神父もポールに賛成のようで・・・。大切な人と出会えなくなってしまうことを受け入れるべきなのか?悩むスーズはポールを追ってジェシーの生きていた時代へ跳ぶ。彼の命を狙うディエゴとの決着は?スーズは無事に現代に戻ってこられるのだろうか。

メディエータ最終巻ということで、待ったなしのハイスピードで物語りは進みます。好きな人の記憶を失い出会えないことと、彼を死なせないことの間で揺れるスーズの心は、恋する女の子なら誰でも共感できると思う。迷った末に選んだ道が、ハッピーエンドに落ち着くまで本当にドキドキの連続でした。ポールが改心するのはアメリカ的な楽観視っぽい気もしますが、これで全てが落ち着くなという感じ。最終章に相応しい終わり方に感じました。それにしても、火の中を救いに走るジェシーカッコよす・・・!!早く21世紀に馴染んでね~。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 海外小説
感想投稿日 : 2010年6月6日
読了日 : 2010年6月6日
本棚登録日 : 2010年6月6日

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