優れた小説とは必ずエンタティメント性を兼ね備えているものだと言うが、19世紀末の市民的理性と神秘主義の対立という図式を描きながらもページをめくる手が止まらないほど面白いこの小説もまた紛れもない傑作。
氷の美女・ドラゴミラの名は文学史上綺羅星の如く輝く名ヒロインたちと並び序列されるべき。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
古典
- 感想投稿日 : 2006年10月19日
- 読了日 : 2006年10月19日
- 本棚登録日 : 2006年10月19日
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