東京R不動産を運営する人々のフリーエージェントシステムという働き方を紹介した本。
ここでの働き方は、一般的な組織人としての働き方やフリーランスのような働き方とは異なる。
メンバーはフラットな関係。組織としては緩やかな繋がり方だが、目的や目標、価値観などはガッチリ共有し、楽しく、しかもキッチリ稼ぐ。
個人が多方向に人脈や専門性を広げていくことで、それが組織に跳ね返ってくる可能性があるという理由で、兼業を奨励している。
楽しいということはそれだけで価値があるという考え方や、仕事の本質は個人とアイディアが活躍することであって、会社というハコがふくらむことは目的の中心ではないという一節に共感。
ただし、価値を共有し、苦楽を共にできる仲間がいないと難しい働き方だと感じる。一般的な企業でもマネできる部分があるだろうか?取り入れることで、楽しく働けるようになるだろうか?と、もどかしい気持ちになった。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2013年5月14日
- 読了日 : 2013年5月14日
- 本棚登録日 : 2013年2月21日
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