ランチのアッコちゃん (双葉文庫)

著者 :
  • 双葉社 (2015年2月12日発売)
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本棚登録 : 7990
感想 : 733
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短編集。全4編。3~4話目はアッコちゃんは出てきません。
●ランチのアッコちゃん ●夜食のアッコちゃん ●夜の大捜索先生 ●ゆとりのビアガーデン
 
会社で働く20代~40代女性のお仕事奮闘記でした。
うーん、この手のタイプはよっぽど面白くないとドラマでも観ないんですよね。ありきたりな設定やストーリーだと退屈しちゃうので。
つまらなくはないけど・・・面白いわけでもなく・・・可もなく不可もなく・・・。
ゆるいならとことんゆるーい、非現実的な物語が読みたいのです。
やりがいのあるお仕事、好きなことを職業にできるのは素敵なことだけど、小生、企業に勤めている身なので、ちょっと否定されている気にもなってしまうんだなぁ。
あなたにもきっと自分に合った仕事があるはずよ、って。昔は夢もあったけど、叶わずに諦めてしまった自分には耳が痛い話でした(^^;
今の私には元気の押し売りのように感じてしまいましたが、読むタイミングが違えば背中を押してくれる本だったと思います。
出てくる料理、特にポトフはおいしそうでよだれが出そうでした。疲れた五臓六腑に沁みわたりそう~。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 柚木麻子
感想投稿日 : 2017年5月26日
読了日 : 2016年10月29日
本棚登録日 : 2016年10月9日

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