ソロモンの偽証: 第Ⅲ部 法廷 上巻 (新潮文庫)

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  • 新潮社 (2014年10月28日発売)
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感想 : 287
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ついに裁判が始まった。もう続きが気になって仕方ない。時々読んでいて、彼らが中学生であることを忘れてしまう。あまりにもできすぎている気がするが、面白いからなんでもいい。大出たちと柏木の喧嘩の全貌が明らかになったところはすごく面白かった。やはりこの喧嘩のことを聞く限り柏木は自殺したようにしか思えない。
いくら大出たちだからと言って柏木を殺すことなんかできないし、まず柏木がそれを許さないと思った。
三宅さんの供述は嘘ということになるが、彼女の本気さを見ると本当のようにも見えてくる。ここに来てまで嘘をついているのだとしたら、すごい。
神原のことがずっと気になる。はやく神原が柏木とどんな関わりがあったのか明らかにして欲しい。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
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感想投稿日 : 2023年12月21日
読了日 : 2023年12月21日
本棚登録日 : 2023年12月21日

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