荒木飛呂彦の奇妙なホラー映画論 (集英社新書)

著者 :
  • 集英社 (2011年6月17日発売)
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本棚登録 : 1572
感想 : 236
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集英社、やるなー。
荒木飛呂彦で奇妙でゴゴゴゴ…(オビの話)ならば読まねばなるまいて。

と、ほとんど反射神経だけで購入しました。

私がホラー映画初心者だからかもしれませんが、もうもう、アレも観たいコレも観たいってなって大変でしたー。おすすめ上手!
著者なりのカテゴライズが非常に面白く(「田舎に行ったら襲われた」系とか)、また、それぞれの映画を系統立てて解説してくれるので、スルスル読めました。
これから観る人のために肝心なところをボカしつつ、でも本当に好きなアレのオチは言っちゃう(勿論、「未見の人は飛ばして下さい」の注意書きはあります)!という所が逆に微笑ましいというか。

未熟な鑑賞者である私ですが、これからはちょっとだけ観方受け取り方が変わるような気にさせてくれる名著だと思います。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 新書
感想投稿日 : 2012年4月1日
読了日 : 2012年4月1日
本棚登録日 : 2012年4月1日

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