2014年5月公開。
ロサンゼルスの一流レストランで料理長を務めるカール(ジョン・ファヴロー)は、大物料理評論家に出すメニューの件でオーナーと衝突し、解雇されてしまう。
仕事を失い、別れた妻との間の息子にもどう接していいか悩むカール。そんな折、料理人としての原点であるマイアミの地を訪れ、移動屋台でキューバサンドイッチを販売することを思いつく。
どん底を味わったシェフが、料理を、自分を、家族を見つめ直していくロードムービー。
……とかいうと何だかものすごく重い感じがしますが、随所で流れるラテンミュージックが心地よいコメディドラマでした。
Twitter初心者おじさんが巻き起こす炎上劇に「そら見たことか!!!」となりつつも、結局は息子くんによる“正しいSNSの使い方”のおかげでお店が繁盛するのが良かったなあ。
客前でのブチ切れ動画がYouTubeで拡散された直後にカールのフォロワーが2万人を超えたのも、彼の料理人としての矜持に共感する人々が大勢いるということですものね。
僕が好きだったのはこういうインターネッツなんだ……(老人会)
これはものすごいネタバレなんですけど、ジョン・レグイザモ演じるマーティンがいつ裏切るかいつ裏切るかとハラハラしながら見ていました。結局裏切らなくて超ホッとした。ただのむちゃくちゃいい人だった。大好きだマーティン。
読書状況:読み終わった
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├ コメディ
- 感想投稿日 : 2023年5月5日
- 読了日 : 2023年5月5日
- 本棚登録日 : 2023年5月5日
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