読むたびに、幼い頃からぼんやり感じてきた何か大事な気持ちを擦られるような気持ちになって涙する。内向きの趣味を持っている人にはその人特有の大事な内面世界があり、それをくだらないと切って捨てられたことのある人は、仲村さんの気持ちがわかるのではないだろうか。
趣味は何?って質問を恐れたり、カラオケで人に聞かせられるような歌を用意しておくっての、めちゃくちゃ分かるなあ(笑)。
たとえ自分が理解できなくても、人が大事にしてるものを笑ってはいけない、としみじみと思う。オタクの生活に笑い、涙出来る気持ちの良い作品。
読書状況:いま読んでる
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続きは有るが、切る。
- 感想投稿日 : 2019年3月18日
- 本棚登録日 : 2019年1月29日
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