([な]6-1)嘘と少年 (ポプラ文庫 な 6-1)

著者 :
  • ポプラ社 (2011年8月5日発売)
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本棚登録 : 151
感想 : 13
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おじさん2人が語り合う少年時代の冒険譚…と言うにはあまりにも悲しい思い出の話。

様々な場面に違和感が散りばめられていて、ある程度展開を予想してしまう。
けれど、その違和感の正体が明らかになったときに感じたのは「なんだ予想通りかよ面白くないな」という落胆ではない。
「ああ、やっぱりそうだったんだ…つらいね…」という悲しみ。

うまく言えないけど、どんでん返しの爽快感を味わうのではなく悲しみに寄り添うためのお話だと思う。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2019年11月14日
読了日 : 2019年11月10日
本棚登録日 : 2019年11月10日

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