春期限定いちごタルト事件 (創元推理文庫)

著者 :
  • 東京創元社 (2004年12月18日発売)
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本棚登録 : 10045
感想 : 1066
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評価は星3としたが3.5ぐらい

古典部シリーズが好きな人は小市民シリーズもハマると聞いたので読んでみました。
正直、読む前から期待値を上げすぎました笑
たしかに古典部シリーズに相通ずるものもありました。
「互恵関係」とはまた面白い設定を思いついたことです笑

決定的に違うのは奉太郎は、千反田の好奇心を満たすための答えを出す(推理が本当に当たっているかどうかは曖昧)のにたいして、小鳩くんはしっかり理詰めで謎を解いていく点です。
どちらも日常ミステリなので、その辺は好き嫌いが分かれると思います。

ただ読んでいて、小鳩くんが謎を解決するにあたって納得いかないところもあったので個人的には古典部シリーズの方が好みです。

しかし、小市民シリーズも古典部シリーズとはまた違った魅力がありました。
また読み進めていきたいです。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2021年4月30日
読了日 : 2021年4月30日
本棚登録日 : 2021年4月2日

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