ミチルさん、今日も上機嫌

著者 :
  • 集英社 (2014年5月26日発売)
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本棚登録 : 579
感想 : 75
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原田ひ香  DRYに続く二つ目
DRYがあまりに嫌ミスを通り過ぎて酷かったが
この作品はガラッと変わって
45歳バツイチ子供なしの独身女のはなし
バブルを経験しおいしい思いをたくさんした、
チヤホヤされるのが当たり前から
やっと現実を知り
新たに生きていこうとする

原田マハの「暗幕のゲロニカ」の後だったから
スルスルとあっという間に読み終えた。

表題「ミチルさん、今日も上機嫌」上機嫌なのか
新たに力強くなったのか。

生きてきた時代、特に就活の頃の時代って
いろいろ関係してくるよね。
環境に左右されたくなくても、不可抗力でどうしても多少はある、

近いところで言えば「ゆとり世代」だからとか
古くでいえば「団塊の世代」とか
イメージ先行も良くないがー仕方ないところもある

チラシ配りの仕事「これはすごく興味津々」から始まりこんなに話が発展していく?
やはりよませる力、引っ張っていく力は
さすが。
また「原田ひ香」読んでみっようかな!

バブル何だったんだろうね。
バブルに家建てたからー
痛い思いをしてる
その時はわからないからな。
もっと待ってなんて。
久々にバブルの頃を思い出した。
やはり本はいいわ。

いつでもどこでも飛んでいく。「場所と時間が」



 

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
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感想投稿日 : 2021年3月6日
読了日 : 2021年3月6日
本棚登録日 : 2021年3月6日

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