マッキンゼーに入りたいわけでも、コンサルタントになりたいわけでもない人にもおすすめ!日本でリーダーシップとは、1人のカリスマが役割として担うものと考えられているが、成果目標に向けて成果を出すために組織の全員が持つべきもの。全員がリーダーである組織は、指示を待つのではなく自分が意思決定をするならどのような判断を下すか各々考える分散型意思決定により、多様なニーズや緊急事態に個々人が責任を持って敏速に対応することができる。変化に対応するのではなく、自ら主体的に現状の問題を解決し変化を起こすリーダー教育が必要。リーダーは①目標を掲げる②先頭を走る③決める④伝える役割を持つが、人が人生のコントロールを握るためにも、目標を設定し、それを実現するためにリスクを取って、自ら行く道を決め、良し悪しに関わらずその結果を自分で受け止める覚悟を持つということ、ら人生を共に歩む人がいればそれを伝えることも重要になる。ポジションを取ることで問題状況を明らかにし、改善策を優先順位を決めつつ取り入れて改善していくことで、成果に対するバリューを加えていくことが成果目標への参画。マッキンゼーというブランドに憧れて就職する才能ある人たちの価値観を変容させ、自分の価値基準で自己のキャリア形成を主体的に行うハブとしての役割があるというのも面白い視点。私自身もキャリアを主体的に、より自由に自ら作っていくことができると激励された気持ちになった。キャリアに悩みを持っている人にはぜひ手に取ってもらいたい。
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キャリア
- 感想投稿日 : 2022年7月15日
- 読了日 : 2022年7月15日
- 本棚登録日 : 2022年7月15日
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