蒲公英草紙 常野物語 (常野物語)

著者 :
  • 集英社 (2005年6月3日発売)
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感想 : 328
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再読

常野物語、三部作の二作目。
シリーズといっても、作品ごとに全く違う雰囲気だったと記憶している。

この作品の語り、静かな世界がすごく好き。
東北のとある農村。「蒲公英草子」と名付けられた日記に綴られた、振り返ってみて初めて幸せだったと気付く日々。幾つかの季節。そしてその終わり。

最後の問い掛けは、読んでいる私たちに向けられているようにもおもえる。この問いに応えられるように、どう生きたらいいのだろう。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
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感想投稿日 : 2022年5月24日
読了日 : 2022年5月23日
本棚登録日 : 2022年5月23日

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