再読
常野物語、三部作の二作目。
シリーズといっても、作品ごとに全く違う雰囲気だったと記憶している。
この作品の語り、静かな世界がすごく好き。
東北のとある農村。「蒲公英草子」と名付けられた日記に綴られた、振り返ってみて初めて幸せだったと気付く日々。幾つかの季節。そしてその終わり。
最後の問い掛けは、読んでいる私たちに向けられているようにもおもえる。この問いに応えられるように、どう生きたらいいのだろう。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2022年5月24日
- 読了日 : 2022年5月23日
- 本棚登録日 : 2022年5月23日
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