あの頃の誰か (光文社文庫)

著者 :
  • 光文社 (2011年1月12日発売)
2.88
  • (51)
  • (273)
  • (1120)
  • (466)
  • (78)
本棚登録 : 7527
感想 : 595
3

「わけあり物件」の短編集ー笑
東野圭吾さん自身が「わけあり物件」と言ってるのだから、
おもしろいー!!

シャレードがいっぱい
バブル真っ只中の遺産絡みの殺人事件。
レイコと玲子
多重人格のレイコちゃんが殺人事件を起こす。
再生魔術の女
妹を殺した男の精子で子供を産む!?
さよなら『お父さん』
長編作品「秘密」の原型!!なんだか切なかった…。
名探偵退場
事件が起きるのを楽しんでいては、いけないねぇー。
女も虎も
自分の刑は、女か虎か、それとも第3の扉か…。
眠りたい死にたくない
せっかくのデートなのに、眠ったら死んじゃう状況ー。
二十年目の約束
子供を持たないという罰を自分で与えていた。

どれも時代を感じさせる作品だったけど、
サクッと楽しく読めましたー!!
さよなら『お父さん』が良かったなぁー。
秘密の原型ということで、とても興味がわきましたー!!

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: ふむふむ…
感想投稿日 : 2021年12月26日
読了日 : 2021年12月26日
本棚登録日 : 2021年12月26日

みんなの感想をみる

コメント 0件

ツイートする