気長にいくとか思っていたのに憑かれたように読んでしまいました・・。
誰もかれもが言っているけれど高村薫にはドストエフスキーに通じるものを感じます。
じりじり進んだ先で訪れるべくして訪れる破滅!
その鮮やかさといったら!
最後の章はほぼずっと泣きそうになりながら読んでました。
はやく終われ、なにもかも安らかになれ、と念じたくなるこの感じ。
すばらしかったです。
マークスの山も読みます。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2012年4月18日
- 読了日 : 2012年4月18日
- 本棚登録日 : 2012年2月25日
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