日本電産永守重信社長からのファクス42枚

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  • プレジデント社 (2016年11月29日発売)
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50社以上のM&Aを行い、今まで1社の例外も無く1年以内に黒字化させてきた実績を持つ永守重信社長。しかも、資産の切り売り、人員整理も一切行わずにである。

その秘訣は、意識改革にあるという。赤字会社は、どの会社も判で押したように同じような特徴を持っている。社員は下を向いて仕事、慢性未達病、負け犬根性、負け戦慣れ。これらを変えるのである。

「すぐやる、必ずやる、出来るまでやる」の日本電産カルチャーを伝播させるのである。最も重要なのが、経営者による集団への価値観の刷り込みであるということだ。

時間をどう使うか。
モーターのサンプルの事例が鮮烈である。普通は1ヶ月程度かかる試作品を、日本電産は1週間でつくって届ける。業界の常識を外れたスピードである。当然、顧客側でもスピードは上がり、必然的に設計は日本電産のモーターをベースに進む事となり、大手を押しのけて受注することとなる。

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感想投稿日 : 2018年10月8日
読了日 : 2017年2月12日
本棚登録日 : 2018年10月8日

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