サバァイブ。近藤史恵さんのロードバイクレースの本。3冊目のこの本は外伝のような作りで、チカの周りの人たちの短編物語。
ショーとしてのロードレースと競技としてのロードレース、ドーピングなどの問題が、オッジの絶対王者石尾さんの過去や、石尾を支え続けた赤城、スプリンター伊庭の苦悩を通して描かれていて、本編とはまた違った面白さがありました。
あと作品自体とはあまり関係ないですが、近藤史恵さんの風景の描写の仕方がとても好きです。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2023年1月28日
- 読了日 : 2023年1月28日
- 本棚登録日 : 2023年1月28日
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