神谷和宏の書架
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不透明な時代を見抜く「統計思考力」
- 神永正博
- ディスカヴァー・トゥエンティワン / 2009年4月15日発売
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個人的な研究のスタンスとして、「着想はソフトに、検証はハードに」と意識している。何を研究対象とするか、どのような側面から切るか、という着想部分は、主観的な印象をもとに、非常に柔軟であるべきだが、着想の検証は決して印象論に終始せず、客観的な論拠、他に類似する事例が見出せるなどの論拠が必要であると考えているかだ。できればある程度、データ化した論拠があればベストなわけで、そのための知識を得たくて読んだ。具体例が豊富で、数式が最小限しか出ていないのが良い。
2011年1月3日
カテゴリ
社会学・思想