語数:14755
★★★★ 何度も読みたい
やっぱり語数があると話をまとめやすいのかな。level7の本より遥かに面白かった。
ダニーとサリーの恋愛、商売の行方ももちろん丁寧に描写されていたが、個人的に息子に自分の商売を継がせられないと悲しそうな中盤のミスター・モリスの描写が最高だと思った。ああいう、他者のために自分の大切なものを諦めてしまうおっさんに弱い…苦渋の決断だったよな…でもこういった、キャラクターの立場による考えの相違を上手に描けていたから、作品に深みが出たのだと思う。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2023年11月2日
- 読了日 : 2023年11月2日
- 本棚登録日 : 2023年11月2日
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