玉岡かおる著の「お家さん」で興味を持った鈴木商店。
私が住んでいる街とも縁が深い話なので期待大!で読んでみました。
城山三郎って作家はすごいですね。緻密な調査とそれを構成していく綿密さ・・多くのことを知らされ、考えさせられました。
「お家さん」とは違った観点で鈴木商店を描いています。特に大番頭金子直吉については、最終的に鈴木を倒産に追い込んだというネガティブな捉え方もしています。また、大阪朝日新聞を代表にマスコミと鈴木商店との確執や政府の政策など・・・当時の時代背景も読んでてとても興味が持てました。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2012年2月9日
- 読了日 : 2012年2月9日
- 本棚登録日 : 2012年2月9日
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