教科連携教材作成の資料として。
主要な作品のカラー写真と解説がメイン。
今回のテーマであったバベルの塔も、ウィーンとブリュッセルの両方が掲載されていました。
「バベルの塔」だけでなく、「ネーデルラントの諺」など興味深い作品がたくさんあって、面白いです。
一方で、後半にあった、画家ブリューゲルについての解説は少し難解。
どのような経緯でバベルの塔を描くようになったのか、という部分については触れられておらず、ブリューゲルの作風の変化や構図についての説明が多くなされていました。
巻末の年表では、ブリューゲルの一生と同時に社会情勢についても(ざっくりとではありますが)書かれていたので、その辺りは参考になります。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
仕事
- 感想投稿日 : 2017年6月10日
- 読了日 : 2017年6月10日
- 本棚登録日 : 2017年6月10日
みんなの感想をみる