ブリュ-ゲル (新潮美術文庫 8)

著者 :
  • 新潮社 (1975年1月1日発売)
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本棚登録 : 36
感想 : 4
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教科連携教材作成の資料として。
主要な作品のカラー写真と解説がメイン。
今回のテーマであったバベルの塔も、ウィーンとブリュッセルの両方が掲載されていました。
「バベルの塔」だけでなく、「ネーデルラントの諺」など興味深い作品がたくさんあって、面白いです。

一方で、後半にあった、画家ブリューゲルについての解説は少し難解。
どのような経緯でバベルの塔を描くようになったのか、という部分については触れられておらず、ブリューゲルの作風の変化や構図についての説明が多くなされていました。

巻末の年表では、ブリューゲルの一生と同時に社会情勢についても(ざっくりとではありますが)書かれていたので、その辺りは参考になります。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 仕事
感想投稿日 : 2017年6月10日
読了日 : 2017年6月10日
本棚登録日 : 2017年6月10日

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