ちょっとマニアックな図書館コレクション談義

  • 大学教育出版 (2015年11月15日発売)
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本棚登録 : 183
感想 : 18
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「図書館」をめぐる、司書たちの論考集です。
第1章の「選書」や「出版界」と図書館のつながり、関連性についての文章は考えさせられるところが多くありました。
出版される図書について、その内容や装丁には意識を向けていましたが、どのような経路で販売されているのか、そもそもどのような経緯で執筆に至ったのか、そしてその狙いを的確に踏まえて購入・排架するにはどうすればよいのか。

この本では公共図書館の司書の方々が様々な事例を紹介しており、色々な視点やアイデアに触れることができました。

個人的には「これは」と思う部分もあり参考になりましたが、広く一般ウケする内容ではないかもしれません。そのような人達にこそ、図書館の良さ・魅力を紹介したい、という趣旨で編まれた本ではありますが、やはりそのハードルは低く無いように思います。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 仕事
感想投稿日 : 2018年3月18日
読了日 : 2018年3月18日
本棚登録日 : 2018年3月18日

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