ひさびさに浅田節全開です。キャラがたった主人公たち、それぞれの語り口から明らかにされる明治元年暮れの大火に際しての罪人放免=伝馬町牢屋敷の解き放ちの顛末。三人の話し手が終わり、残る最終章は語り手がいないと思いきや、あっと驚く事実が明らかにされます。魅力的な登場人物たちと深い余韻を残すエンディング、浅田次郎が帰ってきました。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
浅田次郎
- 感想投稿日 : 2013年1月21日
- 読了日 : 2013年1月21日
- 本棚登録日 : 2013年1月21日
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