言わずと知れた、『ダビンチコード』作者の
3番目の作品。
前二作はハーバード大学のラングトン教授を主役に、
宗教的な話をベースにした推理小説だったんだけど
今回は一変して舞台もアメリカ、
主人公も女性でテーマは宇宙。
結構前二作が好きだったから
がらりと作品の雰囲気が変わると知って
この本が出るときちょっとショックだったんだよね…。
でも、読んでいって考え方変わった
最初の方は何か話に若干ついてけなかったんだけど
読み進めていくうちにどんどんと話にのめりこむように
やっぱね、すごいです。
アメリカ大統領選挙とNASAの世紀的な大発見をベースに
色々な立場の人間が複雑に影響しあう…
またね、色んな細かい話の細部に至るまで
細かく説明がされてるのね。
政治や政府機関の話、宇宙の話、NASAの話、
果ては地質学・海洋生物学の話まで
これぞ、ダン・ブラウンの真骨頂、だね
ただ、一つ残念なのは
黒幕が分かり易いこと。
もう、お決まりのパターンなんだよね、登場の仕方とか。
そこをのぞけばパーフェクト…かな?
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
小説
- 感想投稿日 : 2013年3月1日
- 読了日 : 2008年8月13日
- 本棚登録日 : 2013年3月1日
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