五番町夕霧楼 (新潮文庫 み 7-1)

著者 :
  • 新潮社 (1966年4月1日発売)
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娼妓として京都五番町に来ることになった夕子。小さい頃からの吃りで鳳閣寺の小僧となってなお辛いめにあう同郷の正順。恋というより互いの境遇を慰め短い一生を終える。夕子の父、夕霧楼の人々の素朴さ、あたたかさも哀しい。13.11.9

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感想投稿日 : 2013年11月9日
読了日 : 2013年11月9日
本棚登録日 : 2013年11月9日

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