翻訳モノは、訳者に関わらずかなり当たり外れがあるので、崇拝している村上春樹の訳であっても全く入り込めない場合も多いのですが、この短編集は凄く楽しかったです。
大きな事件が起こるわけではなく、あくまでも日常生活の範囲に収まった部分を切り取って小説にしているので、入り込みやすい上に登場人物の人間臭さがまた何とも言えず愛おしい。
アメリカ人の作家なのに、アメリカ以外の国を舞台にしているためか、日本人が読んでもあまり違和感なく溶け込めるかと思います。
ポール•セロー、読み進めてみようかなー!
読書状況:読み終わった
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本
- 感想投稿日 : 2014年9月3日
- 読了日 : 2014年9月3日
- 本棚登録日 : 2014年9月3日
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