この作品の魅力は、主人公の相手役の縫原氏につきます。
アラサー,アラフォーの迷える女子のこんな人居たらいいな。を体現化したキャラクターに見えました。
語り尽くされた感がありますが、よく西炯子の「娚の一生」の海江田氏と比べられますね。
年代と職業は類似していますが、設定のキャラクターが対照的な所が、好みが分かれそうです。
オトナの恋愛は、一直線に直情的に進むよりも、迷いや逡巡出ている部分に若干共感を持ったりしました。特に、歳の差恋愛だと色濃くそういう部分が出ている所が、多少のリアル感もあって、共感を持ちやすいと思いました。
個人的には、海江田氏より縫原氏の方が、漫画自体が短編という体裁を取っている都合上、彼の生い立ちや経歴がより謎な分、読み手にイマジネーションを掻き立てる所が、一歩分がある感じがします。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
漫画
- 感想投稿日 : 2013年1月10日
- 読了日 : -
- 本棚登録日 : 2013年5月25日
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