倫敦巴里 (1977年)

  • 1977年8月10日発売
4.04
  • (10)
  • (9)
  • (7)
  • (1)
  • (0)
本棚登録 : 78
感想 : 13
3

その時々の風俗、流行、文学作品、映画、出来事など様々な出来事をパロディにする。
中でも本作では「雪国」のパロディが秀逸。
星新一、大江健三郎、つかこうへい、筒井康隆、大藪晴彦、横溝正史、司馬遼太郎など多くの文化人が、もしも彼らが雪国を書いたら?という事で、パロディ化されている。
面白いが作者を知らない人には面白さが伝わってこない。また同様に、パロディは時間に依存するため、適切な賞味期限を過ぎると笑えない。
自分も、映画など良くわからないネタが沢山あった。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2011年1月17日
読了日 : 2011年1月17日
本棚登録日 : 2011年1月17日

みんなの感想をみる

コメント 0件

ツイートする