愚者と愚者 (下) ジェンダー・ファッカー・シスターズ (角川文庫 う 15-6)
- 角川グループパブリッシング (2008年6月25日発売)
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感想 : 24件
もういい、スタバのことはもういい!!ディティールに関してこの小説に求める事自体が間違っていたのだ。
ただ、押井守とか若手のアニメの演出家が食指を伸ばしそうだか嫌だな、なんだか嫌だなそういうの。
だって戦争や内乱においてイデオロギーとか思想は理想は後付じゃないの?そこを前面に押し出されても、ねぇ。
後、下巻で若干ぼろが出たので触れておくと、日本という国はジェンダーが極めて強い国なのに、その特性を小説で上手く生かせてないので、下巻の主人公たちが類型的に成ってしまってる。それは勿体無い気がする。あと後半に行くに従って、殆ど「年表」や「ニュース記事」状態になってる事態の推移は問題である。まあでもこの小説はそういう所をつついても仕方ない気がするけど。
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カテゴリ:
軍事、兵器
- 感想投稿日 : 2009年1月16日
- 本棚登録日 : 2009年1月16日
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