「絶対貧困」といわれる人々の生々しい日々の生活の様子が描かれています。貧困の問題を考えるとき、「貧しい人々」と一括りに考えてしまいがちですが、当然のことながら、多様な事情、価値観を持つ人がいることに気づかせてくれます。また、我々が写真やドキュメンタリーで植えつけられてる貧困層への「イメージ」と現実の乖離、裏の話まで書かれており、とても興味深いです。
中には、このような話を苦手と感じる方もいるでしょうが、読みやすい文章ですし、一読する価値はあると思います。
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- 感想投稿日 : 2016年2月27日
- 読了日 : 2014年4月23日
- 本棚登録日 : 2014年4月23日
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